コラム
金融機関に融資を相談する際に準備した方がいいことを素人でも分かるようにご説明!
金融機関に融資の借り入れを相談する際に準備するべきポイントを、初心者にも分かりやすく説明します!
1. 事業計画書を作る
事業計画書は、あなたのビジネスの内容や将来の計画を説明するものです。以下の項目を含めましょう:
- ビジネスの概要:何をする会社なのか、どんな商品やサービスを提供するのか
- 市場調査:あなたのビジネスが競合とどう違うのか、ターゲットとなるお客さんはどんな人か
- 販売戦略:どうやって商品やサービスを売るのか、どんな宣伝をするのか
- 運営計画:誰がどんな役割を果たすのか
- 財務計画:どれだけお金がかかり、どれだけ儲かる見込みか
2. 資金の使い道を明確にする
融資を受ける理由と、そのお金をどう使うかをいつ、どこから購入するか具体的に説明します。例えば:
- 新しい機械の購入:〇〇円
- 在庫の仕入れ:〇〇円
- 広告費:〇〇円
3. 自己資金を用意する
自己資金とは、自分で準備したお金のことです。金融機関は、あなたが自分でもお金を出すことで、真剣にビジネスをやろうとしているかどうかを判断します。少なくとも事業に必要な総額の一部(10%以上)は自己資金として用意しましょう。
4. 信用情報を確認する
あなたの信用情報(クレジットヒストリー)を確認します。これには、クレジットカードの支払い履歴やローンの返済状況が含まれます。信用情報に問題があると融資が難しくなるため、事前に確認しておきましょう。
5. 担保や保証人を用意する
必要に応じて、担保(例えば、不動産や車)や保証人(あなたが返済できない場合に代わりに返済する人)を用意します。これにより、金融機関がリスクを減らすことができます。
6. 過去の財務諸表を準備する
既にビジネスをしている場合、過去の収支状況を示す財務諸表(損益計算書、貸借対照表など)を準備します。これにより、あなたのビジネスが安定していることをアピールできます。
7. 補助金や助成金を確認する
補助金や助成金は、国や地方自治体が特定の事業を支援するために提供するお金です。これらを活用すると、自己資金を増やせるかもしれません。
これらのポイントをしっかりと準備することで、金融機関にあなたのビジネスの信頼性をアピールし、スムーズに融資を受けることができるでしょう。
コラムの著者
認定支援機関 株式会社アドベンチャーワン 代表取締役。補助金申請と融資の活用に精通したコンサルタント。主に小規模の~中規模企業の資金調達を支援し数多くの成功事例を持ちます。迅速かつ正確な申請手続きと、効果的な資金活用のアドバイスを提供します。補助金を最大限に活用したい企業にとって、頼れるパートナー。
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