コラム

小規模事業者持続化補助金の申請方法!

最近よく耳にする補助金や助成金関連のお話。皆様はうまく活用できていますか??

コロナ禍で今までの事業を縮小せざるを得なくなった企業も多いのではないでしょうか?

今日は「小規模事業者持続化補助金」について、ご紹介します。

 

・どんな風に活用できる補助金?

・申請条件は?

・申請に必要な書類は?

・申請の流れは?

 

疑問が沢山ですよね。。。そしてホームページで見たけどよくわからない。。
そんなご意見が多数だと思います。

 

まずは

「小規模事業者持続化補助金」とはどんな補助金なのか?

 

小規模事業者等が取り組む販路開拓などにかかる経費の一部を補助し、販路開拓と併せて行う業務効率化の取り組みを支援してくれる補助金です。

つまり、小規模事業者にとって強い味方です!!

 

気になる補助率は?

補助率・・・補助対象経費の3分の2以内
補助上限額・・・最大50万円まで

※特例条件に該当される小規模事業者は上限額が引き上がる場合があります。

 

どんな事業が対象になるのか

 

補助対象となり得る事例(一例)

 

・新たな商品やサービスの販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告など)

・ネット販売システムの構築

・新たな商品やサービスのチラシの作成

・新商品の開発にあたって必要な図書の購入

・ブランディングの専門家から新商品開発に向けた指導、助言

・新商品の開発

・店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修を含む。

※「不動産の購入・取得」に該当するものは不可。

・新商品を陳列するための棚の購入

 

この他にも対象になり得る事業がありますのでお気軽にお問い合わせ下さい!

 

申請条件は?

 

小規模事業者であること

商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)・・・常時使用する従業員の数 5人以下

サービス業のうち宿泊業・娯楽業 ・・・常時使用する従業員の数 20人以下

製造業その他 ・・・常時使用する従業員の数 20人以下

小規模事業者で会社及び会社に準ずる営利法人であること

個人事業主(商工業者であること)

一定の条件を満たした特定非営利活動法人

※従業員人数20人以下、且つ法人税法上の収益事業を行っていて確定申告をしている場合

 

上記のいづれかに該当すれば申請対象事業者です!

対象事業者かどうか確認できたら・・・・

申請に必要な書類を準備しましょう!

 

 

申請に必要な書類は?

 

ケース1.単独(1社)で法人申請の場合

 

①gBizIDプライムの取得、必要書類の郵送
取得方法はこちらから➡ 
https://gbiz-id.go.jp/top/

申請方法の入力マニュアルはこちらを参照↓
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf

☑必要書類・・・gBizID申請書(上記gBizID HPより作成・印刷)・印鑑証明書(発行日より3か月以内の原本)

※gBizプライムアカウント取得まで2~3週間程かかりますので申請はお早めに!!

②申請書

③経営計画書兼補助事業計画書1

④補助事業計画書2

⑤事業支援計画書(事業所の管轄の商工会議所が発行)

⑥補助金交付申請書

⑦電子媒体(CD-R/USBなど) ①・②・③・⑤を全て入れる

貸借対照表および損益計算書(直近1期分) 写し

損益計算書がない場合は、確定申告書(表紙(受付印のある用紙)および別表4(所得の簡易計算)

決算期を一度も迎えていない場合は不要です。

 

※②・③・④・⑤・⑥は小規模事業者持続化補助金下記ホームページリンクより指定様式をダウンロード

様式ダウンロードはこちらから↓
https://r1.jizokukahojokin.info/index.php/sinsei/

 

小規模事業者持続化補助金,補助金申請

引用元:令和元年度補正予算日本商工会議所小規模事業者持続化補助金ホームページより

 

 

ケース2.共同で法人申請の場合

 

①gBizIDプライムの取得、必要書類の郵送
取得方法はこちらから➡ 
https://gbiz-id.go.jp/top/

申請方法の入力マニュアルはこちらを参照↓
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf

☑必要書類・・・gBizID申請書(上記gBizID HPより作成・印刷)・印鑑証明書(発行日より3か月以内の原本)

※gBizプライムアカウント取得まで2~3週間程かかりますので申請はお早めに!!

②申請書

③経営計画書兼補助事業計画書1

④補助事業計画書2

⑤事業支援計画書(事業所の管轄の商工会議所が発行)

⑥補助金交付申請書

⑦電子媒体(CD-R/USBなど) ①・②・③・⑤を全て入れる

貸借対照表および損益計算書(直近1期分) 写し

⑨「複数事業者による共同申請/共同申請者一覧」【必須】

 

※②・③・④・⑤・⑥は小規模事業者持続化補助金下記ホームページリンクより指定様式をダウンロード
様式ダウンロードはこちらから↓
https://r1.jizokukahojokin.info/index.php/sinsei/

 

 

ケース3.個人事業主で申請する場合

 

①gBizIDプライムの取得、必要書類の郵送
取得方法はこちらから➡ 
https://gbiz-id.go.jp/top/

申請方法の入力マニュアルはこちらを参照↓
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf

☑必要書類・・・gBizID申請書(上記gBizID HPより作成・印刷)・印鑑証明書(発行日より3か月以内の原本)

※gBizプライムアカウント取得まで2~3週間程かかりますので申請はお早めに!!

②申請書

③経営計画書兼補助事業計画書1

④補助事業計画書2

⑤事業支援計画書(事業所の管轄の商工会議所が発行)

⑥補助金交付申請書

⑦電子媒体(CD-R/USBなど) ①・②・③・⑤を全て入れる

直近の確定申告書
【第一表、第二表、収支内訳書(1・2面)または所得税青色申告決算書(1~4面)】(税務署受付印のあるもの)または開業届(税務署受付印のあるもの)【必須】

※収支内訳書がない場合は貸借対照表および損益計算書(直近1期分)を作成し提出

 

※②・③・④・⑤・⑥は小規模事業者持続化補助金下記ホームページリンクより指定様式をダウンロード
様式ダウンロードはこちらから↓
https://r1.jizokukahojokin.info/index.php/sinsei/

小規模事業者持続化補助金,補助金申請

引用元:令和元年度補正予算日本商工会議所小規模事業者持続化補助金ホームページより

 

 

ケース4.特定非営利活動法人で申請する場合

 

①申請書

②経営計画書兼補助事業計画書1

③補助事業計画書2

④事業支援計画書(事業所の管轄の商工会議所が発行)

⑤補助金交付申請書

⑥電子媒体(CD-R/USBなど) ①・②・③・⑤を全て入れる

貸借対照表および活動報告書(直近1期分)【必須】 写し

⑧現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書【必須】

⑨法人税確定申告書(表紙(受付印のある用紙)

および別表4(所得の簡易計算))(直近1期分)【必須】

 

 

上記書類と印鑑(法人の場合は社印)が必要です!

 

 

申請の流れ

 

①申請に必要な書類を準備

②管轄の商工会議所へ

申請書類の④事業支援計画書と⑥電子媒体(CD-R/USBなど)以外を送付

※商工会議所によって送付方法が異なります。
④事業支援計画書は発行までに時間がかかる場合があるので余裕を持って申請しましょう。

③商工会議所から事業支援計画書を発行してもらう
メール・郵送・手渡し商工会議所によって発行方法が異なります。

④電子媒体を準備
申請書類、電子媒体は返却されないのでCD-Rが良い。

⑤締切日までに事務局へ申請書類一式を郵送(締切日厳守です!)
申請書類は返却されないのでコピーかデータで保管しておきましょう。

⑥審査

⑦採択発表
締め切りから約3か月~4か月後に採択結果が発表されます

⑧補助事業実施
申請した事業を計画に基づき実施する

⑨実績報告
経費の報告や実際に実施した事業内容の報告

⑩補助金入金(実績報告から最短で約4ヶ月後)

 

 

まずは必要書類を準備するところから始めましょう!

 

 

・どんな事業で申請すると有効的か?

・どのように書いたら採択されやすい?

 

 

無料診断、無料相談も承っております。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

コラムの著者

認定支援機関 株式会社アドベンチャーワン 代表取締役 重富翼

認定支援機関 株式会社アドベンチャーワン 代表取締役。補助金申請と融資の活用に精通したコンサルタント。主に小規模の~中規模企業の資金調達を支援し数多くの成功事例を持ちます。迅速かつ正確な申請手続きと、効果的な資金活用のアドバイスを提供します。補助金を最大限に活用したい企業にとって、頼れるパートナー。

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